ポーランド陶器の歴史
ポーランド陶器として知られているのは「ボレスワヴィエツ陶器」であり、ポーランドの南西部の小さな街ボレスワヴィエツ(Boleslawiec)とその周辺地域で作られたものです。
この地域は焼き物に適している良質な粘土に恵まれていることから、14世紀頃から陶器製造が始まりました。
当初は主に農家で使う壺や瓶などが作られており、茶色一色で塗られていました。
今「ポーランド陶器」と聞いて想像するような白い粘土がベースの鮮やかなデザインが登場したのは19世紀後半になってからです。
当時プロイセン王国の占領下にあったボレスワヴィエツでは、ドイツ化政策がとられていました。
ドイツで「ユーゲント・シュティール」(フランスの「アール・ヌーボー」にあたる)という芸術文化が開花し、この地域の陶芸デザインにも影響を与えました。
この「ユーゲント・シュティール」は自然環境との調和を求め、
②自然な曲線や曲面
この文化の開花と同時期(1897年)にボレスワヴィエツに陶芸の学校ができ、全国から陶芸技術に優れた人々を集めることができ、この地域での陶器づくりは飛躍的な進歩を遂げることとなったそうです。
これ以降、陶器製造は農家だけではなく、食卓で使われる食器づくりをするようになり、陶芸文化がこの街に根付いたとされています。
陶器のデザイン
海綿スポンジでできたスタンプを押すことを主な手法として模様を描いています。これは1830年代から続いているものです。
筆も用いて模様を描いています。
食器づくりが始まった当初から使われていたのは紺、深緑、赤茶の三色です。
今でもこの当時からあるデザインが人気です。
その例を紹介します!
このように自然をモチーフにした幾何学的なデザインが創作されました。
可愛い陶器が買えるお店「e-manufaktura」
ワルシャワの旧市街で見つけた陶器専門店「e-manufaktura」
上記で紹介したインスタグラムの写真もこのお店のものです☆
ここに並ぶものは全てポーランドでハンドメイドされたものなので、どのアイテムも一点物です♡
小さくて可愛らしいお店ですが、マグカップ、ソーサー、皿、ケトル、小物入れ、砂糖入れなど多種多様な陶器が揃っており、絵柄は約50もの種類があるそうです!
一つのアイテムにも形、大きさが様々あるので、自分にぴったりのものを見つけることでしょう♪
気になる方は公式ホームページから商品をチェックしてみてください。
買った商品の紹介
私はマグとマグネットを購入しました!
マグはこちら!
350ml入る大きめのマグです。
丈夫で温かみのあるこの可愛いマグ、日本円で約1400円でゲットしました!
日本で買おうとしたら倍以上の値段するので、迷うぐらいなら買いましょう笑
小さいものだとマグは1000円しないようなものもありますし、大きさ、形、柄、様々あるのでじっくり見てみてくださいね♪
もう一つはこちら、陶器のマグネット!
ハート型の陶器に様々な種類の花が散りばめられていて可愛らしいですよね✿❀
お金もお土産の入れる場所もあんまりないという方には特にオススメなお土産です。
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